注文住宅建築にかかる建築費用以外の税金、諸経費

注文住宅建築にかかるのは建築費用だけではありません。建築費用以外にも様ｚまあな費用がかかります。既存のものを購入するのとは違い、注文住宅は予算だけが大事で、新居のためにいくら払えるかというのが重要なポイントになってきます。その際に家を建てるための建物の工事費だけではありません。

建築工事費だけでなくインテリアや敷地内の植栽、カーポート、エクステリアなどの別途工事費がかかります。さらにその上に建築や登記にまつわる様々な手続き費用や税金がかかります。注文住宅ならではの費用には地鎮祭、上棟式の費用、ご祝儀などもかかり、建て替えの場合には古い家の取り壊し費用、仮住まいの費用もかかります。こうした諸費用だけでも総予算の5％から15％かかってきます。

しかも現金で用意しなければいけない出費なので注意しましょう。さらに税金類としては印紙税、登録免許税、不動産取得税などさまざまな税金があります。ローン関係ではローン保証料、火災保険、団体信用生命保険などの費用を支払う必要があります。もちろん入居に関しての引越し費用やダイニングテーブルやソファーなどのインテリアにも予算をかけたいという方も多くいらしゃいます。

そして利用する住宅ローンでは多くの場合、総費用の8割までの貸付になり、全額をローンでまかなうことができません。諸経費を合わせて全体の3割は手持ち資金を用意する必要があるのです。このように資金の流れをあらかじめ知っておくと慌てずに注文住宅の予算計画をたてることができます。