注文住宅でオリジナリティを

憧れのマイホームを注文住宅でと考える人もいるかもしれませんが、そもそも注文住宅とはなんなのか細かいことまではあまり知られていないのが現状です。注文住宅だと使用する材料や設備、間取りなども自分の好みで選んだり決定したりできます。よく比較される建売住宅は土地とセットとなっている竣工済みの建物の購入なので、自分たちで間取りなどをプランニングして家を建てたものではありません。建築段階からチェックが可能なのも、注文住宅のメリットだといわれています。

ざっくりいえばセミオーダーとフルオーダーとにわけることができ、一定の範囲内の制約のなかで選択肢が設けられているのがセミオーダーで、フルで完全に自らの趣向で家を設計していけるのがフルオーダー。建築現場がチェックできたり自由度が高かったりするのが、注文住宅のメリットです。しかしながら当然、デメリットも存在します。どうしても費用はかさみがちですし、一般的に時間的コストもかかってきます。

フルオーダー住宅だと窓の種類や使用する断熱材や木材といった細かな仕様から何から、新築に関わるすべての項目を吟味・選定・決定しなければなりません。それが良さ・長所でもあり、表裏一体の短所にもなるのです。検討開始から入居まで、2年から3年ほどかかるケースも珍しくありません。工期が長ければ長いほど人件費もかかってきますし、それは販売価格につながってしまいます。

既製品とは違い、構想段階で実物を見ることができないのも善し悪しです。それでも、世界にたったひとつのオリジナリティーにこだわる派には人気です。

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