注文住宅を建てる際の施工会社はどう選ぶ？

注文住宅では、どのような施工会社に依頼するかで理想の住まいを実現できるかどうかが大きく変わってくるので、選ぶ際にはさまざまな基準やポイントをおさえておく必要があります。まずおさえておきたいのは、その施工会社の得意な構造や工法が何かというところで、住宅は主に構造体の材料によって異なる特徴を持っており、木造は通気性が良く日本の気候にも適している一方で耐久性に課題があったり、鉄筋コンクリート造は耐火・耐震・防音・気密に優れている一方で高額になってしまうなど、構造体の材料によってメリット・デメリットが大きく異なってきます。また、工法によっても大きな違いがあり、壁で建物を支えるツーバイフォー工法は耐震性能が高いメリットがありますが、壁で支えるという特徴から間取りの自由度は低めになります。施工会社はそれぞれで得意としている構造・工法が異なるので、自分が何を優先するのか明確にした上で注文住宅を依頼することが大切になります。

注文住宅の施工会社選びでは外観などのデザインが好みであるかどうかを見極めることがポイントで、ナチュラルテイストや和モダンなど、外観からそのハウスメーカーが得意とするデザインの特徴を把握することができます。カタログやホームページなどに記載されている過去の施工事例などをチェックし、好みの施工会社が見つかったらモデルルームや展示場で実物を確かめることで、自分好みのハウスメーカーを選びやすくなります。