売却するときまで価値を保つ注文住宅を建てる

建てる人のこだわりが詰まった、夢の注文住宅。建築法の範囲内であれば自分の自由に建てられるので、設計士や建築会社とよく相談し、理想のマイホームが目指せます。しかし計画時に忘れがちなのが、その先の将来のこと。もちろん長く住み続けるつもりで建てるわけですが、いずれ自分たちが歳を重ねて老人ホームに入ったり、事情ができて手放すことになったとき、果たして市場価値がある家屋であるかどうかも大切です。

デザインや間取りにこだわるだけでなく、実質的な面でのクオリティも追求したいものです。特に重要なポイントを挙げてみましょう。①耐震性と鉄筋コンクリート造昨今は地震や大雨での災害が頻発していることもあり、建物は丈夫な造りであることが何よりも重要。耐震性が高い建物は税金面でも優遇されますので、丈夫な鉄筋で建てるのがお薦めです。

木造も素敵ですが、どうしても年数が経つと価値が落ちてしまいやすいです。②外観はなるべく万人受けするデザインにお城のようなバルコニーや出窓、要塞のようなコンクリート打ちっぱなしなど、趣味が一目でわかる注文住宅も見かけますね。それぞれ素敵ですが、好みが分かれるデザインになりがちなのです。外観は趣味を少し控えめにすることで誰もが抵抗なく受け入れられるものになるでしょう。

③収納スペースの充実実際に住むとなると収納スペースも大事です。私も自宅を購入する時、綺麗に物がしまえるように充分に収納がある物件を選びました。一般的な建売住宅の間取りをよく見て、それに負けない収納を確保しましょう。注文住宅なら階段や床下など、いろいろ工夫もできます。

ぜひ視点を広げて、次に住む人まで満足させる素晴らしい注文住宅を建てて下さい。

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